別居2日目、真夜中

連日の引越し騒動で、日付けが変わっても起きていたせいか、眠れない。

片付けは山ほどあったけど、夜にケーキを焼いた。
2人がいなくなっても、クリスマスしようと心に決めていたから。
甘い匂いが部屋中に漂う。
本当は、23日は気分転換にキラキラの町へ出かけ、24日はケーキを焼き、25日はワインを開けてのんびりする予定だった。
2人の引越しや、その後始末で、こんなに疲れるとは想定外だったので、外出はやめた。
体に無理はいけない。
自分で自分を、気分的にどん底まで落とすのは、若かりし頃の苦い経験でわかってる。
泣いても怒っても落ち込んでも、いい事なんて何もないし、事態は変わらないのだ。
だからクリスマスしようと思った。

毎年クリスマスは、外食&家で手料理、と両方楽しむのを恒例にしていた。
いつも考えるのは私。
夫は、何でもいい、だった。仕事で美味しいお店はあちこち行ってるのに、私達を連れてってと言っても、いつかねって、結局1度もなかった。
それでも、クリスマスの外食は、特別なものだった。
ここ数年、娘がお気に入りの店がある。
「今年も行こうよ!行くでしょ!毎年楽しみにしてるんだし!」と、娘は別居しても行く気満々で話していた。
娘が夫を促したら、行くのだろうか。誘われるのだろうか。
いや、また娘の気分でコロコロ変わる、いい加減な話なんだ。
予約しないと無理だし。ないない。
夫は、引越しても未だに、住所を教えるつもりはないのだ。娘からは、まだ住所は覚えてないので、どの駅、どっち方面かくらいは聞けた。
報連相がない人、こうと決めたら血も涙もない人なのは、わかってる。ここは夫の家だが、私が2人の家へ行く事はないのだろう。
クリスマスイブ。
ケーキは美味しく焼けただろうか。
車がないから、お正月の分まで考えて、冷凍庫にある。
この時期買い換えるフライパンも、今年は小さいサイズにした。
1人分料理って、ままごとみたいだ。
ちゃんと食べよう、私。
ダウンしても、誰も助けてはくれない。

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